2008年02月13日

お宮参り

 

2007.06.27 まだ軽々と抱けるころ

 

生後の一ヶ月間を無事に過ごせたので、お宮参りに行った。
お宮参りは、土地の産土神(うぶすながみ=守り神)に赤ちゃんの誕生を報告し、健やかな成長を願う行事である。うちの場合でも、氏神である神社に予約した。

おまもりとして犬張子をぶら下げて出発。犬張子というのは・・・まあ、あれだ。「犬ガンダム」というのがいま一番わかりやすい説明だろう。

晶ちゃんの祝い着は母が用意した。「呉服屋の孫娘」という位置は、次男の娘とはいえ色々ハッタリが必要らしいので、生半可なものは着られないようだ。
写真に写っているピンクの方の着物は、なんと50年前のもの。いまでは、もう探してもこういう柄のものは見つからないらしい。まだ着れるという現実と、いままでとって置いたという事実がすごい。
そして祝い着は、紅鬱金というか凄味のあるオレンジ色。琉球染めの紅型(びんがた)だ。
(こちらは、母かゆきこさんの顔がモロに写ってるものばかりなので、見せられないのが残念)

当日は天気もよく、ちょっと暑かったが、あきらちゃんが終始寝っぱなしという好条件のおかげで、とても楽しくすごせた。
泣かされることもあるが、それでも基本的に仲のいいゆきこさんと母が、この日もいいコンビだった。


散歩に訪れた近所のおばあさん以外は、神主と我々だけという、すごく静かな中での式。

この日は6月27日で、おりしも私の誕生日だった。
去年のこの日は、ちょうど結納だった。

一年を振り返って得たものは、あまりにも豊かで、多彩で、幸せなものばかり。

これを、今度は広げていこう。
自分だけ、あるいは自分の家庭だけというレベルで護りに入っては、受けた恩恵が腐ってしまう。

お宮参りは、その出発の儀式なのだ。








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