990228holy「CGの虚無感」


ヨコハマのイラスト
がやっと完成した。
今回はさすがに時間がかかったので、あやうく制作意欲が途切れるところだった。
30回になろうとするビデオ鑑賞も、苦痛になりはじめていた。危ないあぶない。

吉井宏のペインターアスレチックという本を購入する。
ペインターにこれほどの機能があったのかと、驚かされる。すばらしい。
だが私は、やはり出来るだけアナログっぽく描こうと思う。いかにもCGという絵は、やはり苦手だ。冷たそうで、虚無感を禁じ得ない。



990227sat「ヨコハマの絵」


ヨコハマ買い出し紀行のイラストを、まだ描いている。

OVA版のビデオが一話だけあるので、それを繰り返し流しながらの作業だ。
霊によって、ああ、いや例によって、作画をはじめると意識が半ば飛んでいる。
ただビデオを巻き戻すときにのみ、意識が鮮明になるのだが、その一周が早い早い。20回は見たので作画時間は10時間ということなのだが、トランス状態なので体感時間は5分くらいである。うーん。



990226fri「残業の歌」


貫徹とはいかないが、四時まで働く。

閉店は11時なのだが、その後やることが結構あるのだ。
ひとがいない書店で、黙々と本を出したり抜いたりする。
黙々とやるのもつまらないので、歌をうたう。

「ゲッターロボ」
「炎の転校生」
「根性戦隊ガッツマン」
「母をたずねて三千里」
「宝島」
「ガンバ」のエンディング

無人とはいえ、夜なので朗々と歌えないのが残念だ。




990225thu「アルバイト応募者」


私の勤める書店では、いまアルバイトを募集している。
もう何人も面接をしているが、たまに不思議な応募者が来る。

わたし「本は読みますか?」
応募者「いえ、本はあまり読まないんです。」
わたし「漫画も?」
応募者「雑誌を、たまに」
わたし「自分の性格はどんなタイプだと思いますか?」
応募者「人のいうことに従わないタイプですね。でもちゃんと自制しますよ」

この人は、どこに面接に来ているか分かっているのだろうか。
確認したい衝動を抑えるのに、ひどく苦労する。
やけに落ち着いている応募者を見ながら、履歴書には大きくバツをつけておいた。

こういう応募者は、結構いる。
演技をしないところが、彼らの唯一の評価点だ。



990224wed「ムラサキ色の髪の人」


ヨコハマ買い出し紀行のイラストを描く。
最近購入した6巻にインスパイアされてのイラストだ。誰かに小説かショートストーリーをつけてもらおうと思っている。
しかし、ココネの紫色の髪は、背景にあわせにくい。
以前オカリナを描いたときは、銀髪にしてごまかしたが、今度はどうしたものだろう。

実際にムラサキ色の髪の人がいたら、かなり際立つと思う。それを美しく描くのが、「絵」というメディアの大きな存在価値だろう。
なんとかしてみようと思う。



990223tue「家訓」


父の残した言葉がある。

「息子よ、何かが欲しいとき、必要なときがきたら、貯金をおろしてもいい、親から金を借りてもいい。だが、ローンだけは組んではいかんぞ」

私の家系の男子は、とにかく新しもの好きである。何かが売り出されて、面白いと思うものはどんどん買ってしまう。なまじ財力のあるのが仇になって、後に安価で高性能の商品が発売されては寂しい想いをする。

以前バイクを買ったとき、免許がとれるまで待っていたら、目当てのバイクの、更に私好みの仕様車が出たことがあった。それを購入したときには、心の底からローンにしなくてよかったと、父に感謝したものだ。

そういうわけで、いま私は、G3マックを買うために、ここで一円、あそこで二円と貯金している。

目標はまだ見えない時期主力機種だ。



990222mon「つぶやき」


幼稚園の送迎バスというものがある。

このあいだ、23年も前に脱獄した幼稚園の前を通ったとき、タラップを次々に降りてくる園児たちを見て

「今週のビックリドッキリメカ〜・・・」

と呟いてしまった。

私は、もう、おやぢかもしれない。



990221holy「子供の駄々」


知っている方も多いと思うが(日記に書く文章じゃないよな)、私の職業は、書店の店長である。

本屋では、よく子供が泣く。
児童書などで気に入ったものがあるのに、親に買ってもらえないときなど、子供は泣き、叫び、床に這って犬かきを表裏にしたような泳法などをまねてアピールする。子供の声というのはよく通るので、音波兵器よろしく可聴範囲の脳に異常なジャミングがかかる。
たぶん店中の誰もが、気になるのだ。

親は、さすがに体裁悪く思うし、なにより、そう言われるままにポンポン本や玩具を買うことはできないので、子供をたしなめる。しかし、それで聞き分ける子は、あまりいない。

こういう光景を見ながら、私は心の中で祈る。

「おかあさん、どんなに子供が暴れても、必要でない本は、決して買い与えてはいけません」と。

子供が欲しがるからという理由で、ものを与え続けたら、その子は、まちがいなくワガママな子になる。
どこまで泣いて困らせれば、ワガママが通るかを、学習してしまうのだ。こらえたり、「刹那的に欲しいもの」と「必要なもの」の判断ができない子になる。

ダメなものはダメ、ということを覚えさせる良い機会である。人目、とくに本屋の目など気にする必要はない。ひっぱたいてでも、逆さに吊してでも、親が与えたいもののみを与えなくてはいけない時期というものがある。泣いて抗議するようなうちは、子供に、まったく同情の余地はない。

しかし、愛をもって与えないことのできる親は、あまりいないようだ。



990220sat「朝焼け」


久しぶりに朝まで仕事をした。

その昔は何度かあったが、最近は手際がよくなったせいか、滅多に貫徹などしない。
夜が明けていく。日輪が見えるまでの朝焼けが美しい。感動的なほどだ。

毎日とはいくまいが、こんな劇的な光景が見られるなら、徹夜仕事も悪くないな、と思った。
そう思えたのは、仕事をちゃんと終わらせた充実感が土台にあるからだろう。



990219fri「便所の落書き」


某所の某トイレの、便座正面の壁に

「よく来たな。まあ、座ってくれや」

と書かれていた。
おとなしく座る。便所の落書きにしては、たいへん気が利いていると思った。




990218thu「CG製作に必要なもの」


夢に出そうな、リュートを描く。リュートファンには嫌な絵かもしれない。

操られてとはいえ、こんなヴィジュアルで動かれたら、見ている方はさぞや気持ち悪いだろう。
ダーク系の絵を描いたのは、はじめてかもしれない。

それはさておき。
よく人からCGの描き方についての質問を受ける。のちのち描き方も変わってくることだろうから、記録しておこう。

まず、CG製作用のティーカップに、CG製作用のティーバックを落とし、CG製作用のお湯を注いだ後、CG製作用の砂糖をいれる。パソコンを適当に立ち上げて、なんとなくペインターなどを起動させる。そこでCG製作用のテレビで、ランダムに選んだCG製作用のアニメビデオ(ジオブリとか)を流しながら、同時にCG製作用のプレイステーションで、さきほど煎れたCG製作用の紅茶を飲みながら、CG製作用のゲーム(新スパロボとか)をする。

そのまま、平均で二時間を費やし、CG製作用の精神統一をはかる。

おもむろにタブレット用のペンを持つ。ほぼ、同時に半トランス状態になる。

気がつくと絵が完成している。タイトルを考えている自分に気がつく。

CG製作には、実に様々なアイテムが必要なのだ。



990217wed「『エースをねらえ!』の線のパワー」


ビデオを借りてくる。

名作「エースをねらえ!」のテレビ版だ。原作が、とにかく人生の支えになったことを思い出して、借りてきた。絵は昔のものだが、面白い。テーマがストレートで、前向きに感動できる。(原作の凄まじいばかりの精神性の高さには、比べるべくもないが)
昨今の謎かけや、病的な心理を描いたもの、刺激を求めるあまり、現実的な描写のできていない世間も人間も物理法則も知らないアニメに比べると、よっぽどいい。

最近のキレイだがウマくないアニメ絵に比べても、とにかく線のパワーがすごい。
人体の動きも良く描けている。20年以上も前のアニメとは思えないほど、良い「絵」もある。

時代的なことは、絵に関してはナンセンスだろう。
100年前にも、絵の上手い人間はいた。最近では小中学生でも、妙に絵の描ける子がいるようだ。
技術はある程度のところまでは成長する。しかし、結局、描き手の魂の内容なのだと思った。
消えてしまったが、原作者の山本鈴美香は、内容のある描き手だった。



990216tue「チョコレート」


バレンタインの日曜が休日だったため、後日になって色々といただいた。

なぜか麦チョコやシガレットチョコ、亜米利加製の歯が腐蝕するかと思うほど甘いチョコ(でも美味)や、柿の種にリンゴ味のチョコをコートしたものなど、駄菓子や珍味が多くて楽しかった。

シガレットチョコなど、19で止めて以来、実に久々に口にしたタバコ(らしきもの)といえよう。
もう十年ちかく吸っていないが、吸っているようなポーズがバッチリ決まる(古語)。
ひどく、懐かしかった。



990215mon「画力の向上」


つくづく、絵がうまくなったものだと思う。

CG、わけてもペインターというツールとの出会いのおかげだ。
さらに、先の一月の休止期間と入院をのぞいては、一週間と空けずに、50枚もの絵を描きまくったからだろう。

新作(「熱い風・・・」)を見て、しみじみと思う。
こんな絵、一年前には絶対に描けなかった。
さらに一年後、そう言わしめる絵を、描いていたい。



990214holy「熱い風、燃える炎」


絵を描く。9日に言っていたハーメルンだ。

その「熱い風、燃える炎」もほとんど半トランス状態で描いた。
(あぶなそーな発言だけど、絵描きなんてみんなそうだよネ! (そうか?))

良い絵が描けたので気分は良い。

しかし、絵のデキに比べてつまらないタイトルだ。要するに恨みの解放を描いたのだが、良いタイトルが見つからない。いつか思いついたら変えておこう。
いつもどおり、しろやぎさんが、さりげなく賞賛してくれている。だがそれを探すのもひと苦労だ。
今日は絵とヒットポイントの回復にあてた。



990213sat「絵の佳境」


絵を描いているとき、わたしは、その時間の記憶が薄れるときがある。

私でない誰かが、自動的に私を動かして描いているような、そんな感覚になる。
手が動く。色を選ぶ。佳境にはいると、まるで自分がやっているとは思えない。

そして絵ができて、ご丁寧にJPEGで圧縮したころ、ようやく自分の意識が表に出る。
「誰の絵だ、これ・・・」と、目の前のモニターを見て、呆然とする。

以前からあったことだが、最近はこれを、こう解釈する。
ふだん生活しているときに表層意識にある人格は(それも当然、自分自身なのだが)いわば仮面を被った状態であり、絵を描いているときに顕われるのが、むきだし状態の本質的な自分なのではないか、と。
絵を描くという儀式をもって、精神を解放しているのかもしれない。



990212fri「ソフトボールマガジン」


ソフトボールマガジンという雑誌がある。

なにげにパラパラと見ていたら、こういう雑誌に付き物の連載漫画があった。つい、読んでしまう。

「先輩! あたし、あれ以来、先輩を好きになってしまったんです。」

ちなみに、話しているのは女性で、先輩なる人物も女性である。二人とも多分ソフトをやっているのだろう。

この雑誌は、いちおうソフトボールの業界誌である。
ソフトボールの雑誌といったら、これしかないのだ。歴史もある。
そこでこの漫画だ。私は知らなかったが、ソフトボールの世界では、この手の関係はよくあることなのだろうか。

真相を究明したいところだが、「フリーネ」(日本初のレズビアン雑誌。二号で廃刊)も「アニース」(日本で二番目に創刊されたレズビアン雑誌。五号で廃刊)も、既に存在しないため、外部からの検証は難しい。

ソフトボールマガジンに悩み事相談のコーナーがあって、この手の話でもちきりだったら間違いないところだろう。今月号は既に売り切れているので、来月は、じっくり読んでみようと思う。



990211thu「見た目の年齢」


今日、初対面のひとに、30前でしょ。といわれる。猛烈に感動した。

わたしは、ひとからはよく「落ち着いている」といわれる。雰囲気もそうなのだろうが、老けて見えるのだ。その歴史は、中学生のころからすでにはじまっている。

Tシャツにジーパンという格好で駅前を歩いていたとき、アンケートをとっている人に

「お勤めはどちらですか?」

という、おそらくは、まったくもって他意のない質問を喰らった。

「が・・・」言葉につまった。

「がくせいです・・・」とかろうじて答えたが、さすがに「中学生です」とは言えなかった。

14の頃の話である。
ところが、28才の現在「30前でしょ?」といわれる。これはうれしい。

「老け顔の人は、歳をとっても、あまり老けない」という言い伝えあるらしいので、このまま、あたくしの美貌が続くことを、切に望む次第だ。



990210wed「たぶん芥川龍之介」


だれが詠んだものかわからないが、ちょっと恐ろしい句があった。

感受性の豊かな人にはダメージが大きそうなので、リンクにする。
暗澹たる気分になりたくない人は、出直して欲しい。

リンク



990209tue「想いの昇華」


いま描いている絵は、ヨコハマのココネさんと、またまたハーメルンだ。

ハーメルンの方は、なんだかワンパターンな絵のような気がする。構図や描き方ではなく、テーマが、だ。

ちなみにサイザーとパンドラの絵である。
思い返すと、本当にこればかり描いてきた。
漫画でもアニメでも、何かを好きになると、それを絵にすることで「好きだ」という気持ちが落ち着いてしまうことがある。モノによっては一枚で想いが昇華する。50枚以上描いても気持ちが続くハーメルンのような作品は初めてだ。

だが、そろそろ、終わりなのかもしれない。



990208mon「高所の視点」


山に登った。運動不足の解消にもなったが、いつもと違う視点から世界を見ると、いろいろ発見がある。

世界って本当に広い。
その昔、星を見ていて、一瞬、地球が丸くて、しかも回っていることを「感じ」そうになったこともあった。久しぶりに、それに近い感慨だったと思う。



990207holy「表情をもつコンピュータ」


NHKのサイエンスアイという番組を昼間っから見る。

表情のあるコンピュータの特集で、データベースや要所の筋肉の動きをカメラで捕らえ「表情を読みとる」機能と、同じく「人間そっくりの表情を作って見せる」機能を、多くのシンクタンクが研究していると紹介されていた。研究者の一人は「ドラえもんのように人間と話のできるコンピュータを」と話していたが、ここはやはり「アルファさんのような」と考えるべきだろう。(ヨコハマ買い出し紀行、おすすめである)

それにしても彼らは、さすが第一線のプロである。ヒントとなる漫画、アニメ、小説、ゲーム、美少女ゲーム、18禁美少女ゲームなど、いくらでも素材があるのに、やはり生きた人間を素材とし、目標にする。「人間そっくり」にこだわっているのだ。

さて、人間の表情を読みとるのは、コンピュータには難しいことだと思う。究極的には「表情に現れない優しさ」や「場の雰囲気」などの理解も必要だし、さらにはプログラムに拠るのではない、コンピュータ内の人格による独自的な判断からくる「気遣い」なども欲しいところだ。
そうなると、いまの「結果としての表情」から、「原因たる感情」を推測させるシステムでは、限界がくると思う。そんなことは百も承知で研究は進められていると思うが、人間の感情の機微、さらには感情の根元である心情の動機まで、完全に理解し、その単純にして複雑と思われる心情の原理を元にしないと、神様が作った人間にそっくりな、自律的な人格は再現できないだろう。

もし、そこからはじめた人がいたら、多分、抜かれるだろうと思う。
人道を考えなければ、そして人格のデジタル化が実現すれば、攻殻機動隊よろしくゴーストをハッキング、コピーするという手もある。可能なら、必ずやる人はいるだろう。
なんにせよ、そこまで作り上げた表情をもつコンピュータで、なにをするのか、と問われたとき、研究者の中に「事故で死んでしまった恋人の人格を再現して、あのとき言えなかったことを言いたい」とかいう、ロマンチックでアレな理想を語れる人がいてほしいものだ。




990206sat「休止中に描いた絵」


描きためた絵に全て解説をつける。(アップしたのは7日)

見る方は大変かと思うが、勘弁して欲しい。
「ひとの命は尽きるとも」 「月光浴」 「エンジェル・ハイロウ」どれも気に入っている。
腕が錆びていないことを確信できたのは、それでも「エンジェル・ハイロウ」だった。




990205fri「新型マックG3」


上司にそそのかされて、例の新パワーマックG3の購入を決意した。

コマンドキーに似た形状の、ブルーベリーカラーの新型だ。
まわりがiMacのことを、凄い凄いという中で、私は全然魅力を感じていなかったのだが、これが出たときはほぼ一目惚れだったようだ。

モニターもあわせて、30万ちょいで購入できそうである。いま使っているパフォーマ5440が38万だったことを考えると、あらゆる意味で三倍以上のスペックを持つ新型に、二年間の技術の進歩を感じる。
悔しいような気もするが、38万のモトは充分取ったものと思う。

絵を描く時間より、処理する時間の方が長くかかっていた時代が、終わるだろう。

いまから楽しみだ。




990204thu 「会社バレ」


夜想曲が再開して、あちこちからお祝いのメッセージをいただく。

うれしい。これだけでも、再開して良かったと思う。
この度の休止は、本業に打ち込むため、というのが主たる理由だったが、 今ひとつの意味がある。

実は、「夜想曲」は会社の方でも有名になっており、会社から「仕事はちゃんとできているのかね」とか「ファンです。がんばってください」とか「天野さん絵描きで喰っていけますよ」とか「転職するときは盛大な送別会やりますから、色紙に一枚、なにか描いてください」などといったメールが、本名ではなく「天野拓美樣」宛でくるのである。たまったものではない。

一度行方をくらます、という意味でも休止した。
まったく、趣味のHPのURLは、会社や近親者に教えるものではない。出来たての頃、いくらうれしいからといって、上司や他店宛の年賀状にURLを書くなど、もってのほかである。




990203wed「新タイトル」


明日から、ながらく休止していた夜想曲を再開しようとおもう。

休止の理由であった本業も、ひとまず目標に達することができたのだ。
ところで再開に当たって、ここはやはり名前を変えようと思う。
「夜想曲2」とか「新夜想曲」あるいは「Z(ゼータ)夜想曲」とゆーのが定番だろう。
いちど敵にこてんぱんにやられて、翌週かCM開けに新型が出てくるのは、シリーズものの王道である。
会社のアルバイトは「真・夜想曲」というのが基本だという。メガテニストかと思ったら幻魔だった。
甥っ子は「夜想曲Z(ゼット)」だの「GT」だの言っている。「夜想曲ダイナ」「夜想曲ガイア」などとも言い出したので、丁重にお断りした。
ヤマトのファンだった友人は言う。
「さらば夜想曲〜愛の戦士たち〜」しかないと。さもなくば
「夜想曲・新たなる旅立ち」
「夜想曲よ、永遠に」
「夜想曲・ザ・ファイナル」そもそも、終わらせてどうする。
「夜想曲サーガ」
「夜想曲マキシマム」
「第四次スーパー夜想曲」
「夜想曲ネクストジェネレーション」
「逆襲の夜想曲」
「スーパー夜想曲2ターボプラスEX〜ちょっとだけ最強伝説〜改訂版・限定特典付LDボックス仕様」

もとの「夜想曲」に落ち着くまでに半日を要した。




9902000 「寝言日記」

寝言日記とは。

「夜想曲」の管理人である天野拓美が、日常的に考えたことを綴った日記である。
ただ、断っておくが、真性の寝言記録ではない。

「ここに書かれていることは、あくまで寝言であり、実際の本音や事件、家族関係とはまったく関係ありません」といった意味の責任回避を目的とした日記タイトルなのである。

内容は個人の日々雑感にすぎない。ただの日記だ。

だが、日記というのは面白い。
ストーリーを描くことに、さほど甲斐を感じない私は、日記を書く楽しみに心酔している。

下手な物語よりも、面白い日記を書くこと、そして人に見せても甲斐のあるくらいには面白い人生を送り、楽しいことを考えて生きることが、いまの私のちいさな夢なのだ。

以下、日記を綴っていこうと思う。

「夜想曲」管理人の内面を、面白いであろうと推測する方は、ぜひ一読を。









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