月光浴

moon beam

(990207holy)




Poem Of ヨコハマ買い出し紀行

 今日の出口、夢への入り口



 「今日」と呼ばれた一日が終わる。

 もうすぐ出口を通らなくてはいけない。

 それまでの時間、私は過ぎ去ったたくさんの「今日」の残光を見る。

 同じ風景が一日一日、まるでソフトフォーカスがかかったように変わって行く。

 きっと、いつかは輪郭さえ消えてしまうけど・・・決して哀しい気分ではないの。

 輪郭は消えても思い出は残り、その後も私に違った表情を見せてくれるのだろうから。

   ねえ、・・・明日のキミたちはどんな姿を見せてくれるの?

 時計の針が12の位置で重なった。

 夢の世界の入り口。

 「昨日」の風景に、もう懐かしさがこみ上げた。




この絵は、「喫茶室 夕凪」に贈ったものです。
 
詩「今日の出口、夢への入り口」は
 
 夕凪の管理人、NEMO船長につけていただいたものです。






月の光に満たされた世界。
アルファさんの時間は止まって見える。
それは彼女が、いま、別の時間にいるからだ。

「ヨコハマ買い出し紀行」はいい。
それは、犯罪や金銭を中心とした感覚が、そこに無いからだ。描かれていないだけかもしれない。しかし、この作風の中には、少なくともそれは臭ってこない。
私はこのことに心地よい「癒し」を感じる。同時に、それこそが「病み」の根源であることを悟る。
もっとも癒しを感じるもののなかに存在しない(あるいは存在し得ない)要素が、いま自身を蝕んでいるのだと思う。
社会人で、この漫画に安らぎを感じる人は、多いはずだ。


 
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe1.0・WacomArtPad2

制作記録:
七分袖の下着とパンツ。そしてリアルに描きたいシチューエーションです。
胸の形状の表現に、さりげなく力を入れる一方で、いやらしくならないように気をつけました。
まず普通に着色します。これをペインター上でフローターとし、地の方を青く塗りつぶし、ハイライトのブリーチ(色を薄くする)処理と影の深いところにのみ、色を乗せていきます。いつか描いた「十年」と同じです。

参考までに。普通の色づけの絵(でもアルファさんなら、思い出にひたるのは夜という気がするので、個人的には変な気がします)と、メイン画像を。

画像のグラデーションがポスタライズされて、段に見えるときは、IEでの観賞を推薦します。





 
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sun bath