2005.03.15 「せいるさん不在のせいるさん座談会」



以下、各所のチャットログが適当に融合された音声多重状態でお送りします。


「はじめまして、天野さん」

「はい、はじめまして」

「天野さんの日記を見て、せいるさんのサイト(や、SS)を見るようになりましたよ」

「おぉ」

「せいるさんは、
あいかわらずぱんつみたいですね」

「そういや、これはIRC(チャット)上でですが、先日も
御自身を『ぱんつ皇帝』と言ってました」

「ぱんつ皇帝・・・」

「ぱんつぱんつ言ってるからなあ」

「ある方のログ調査の結果、せいるさんは
『20/27』つまり27の話をするうち、その話題の20がぱんつの話だそうです。2005年1月末調べ」

「それは、
ぱんつ話の息抜きに普通の話してるという状態ではないのか」

「あのひとにとって『ぱんつ』って言葉は
既に句読点みたいなもんだから」

「あと、2月に入って5日目の時点で、すでに40超えてたとか」

「ゴルゴ13の狙撃成功率なみになっていくな」

「せいるさんが『ぱんつ』と言ってしまうのは神の定めたもうた摂理なので仕方ありません」

「こっとんぱんつの神?」

「そしてそれは、せいるさん自身です」

「せいるさん、神だったのか」「ちょっと前まで『ぱんつ皇帝』だったのに」

「出世したなあ」「右に出るひといませんし」

「神が皇帝を任命」
「王権神授説か」

「むしろ自分で自分に戴冠したナポレオンに近い」

「天野さん、もうそろそろ『せいるさん物語』としてオリジナルを書きましょう」

「この間ちょっと書いてみようと思ったんですが」

「おお」

「『せいる・ザ・グレートの伝説』」

まだ現役なのに伝説なのか」

「『ぱんつ神』とか『ぱんつ皇帝』とか『ぱんつくんくにすと』とか言われてる彼の人生を、
こっちの創作に都合の良い部分だけをもとに綴りますよ?」

ノンフィクションの鬼ですね」

「もう、ここまできたら完全オリジナルでもいいのでは?」

「いや、なんか勘違いされてる気もしますが、せいるさんの(ことを書いた)日記は、
実際ノンフィクションですよ?(決め台詞とか特に)」

「それにオリジナルなら、もっと漢らしく
自由に突き抜けて、

せいる・ザ・グレート第41話
『激突! ぱんつぁーせいる vs 汁マニアファミリー』

とか考えますよ」

「それ
激突したら放送コードに触れそうな気がしますが激しく気になります」

「問題は、その
かなり終わった感じのある名前の敵を描写することが、うちの日記の検閲コード上、とてもできないということで」

「あと、いくら温厚そうなエポッK社でも、さすがに怒るだろうな」

「かように、思いついても書くに書けないネタはたくさんあります」

「せいるさんをファミレスのボックス席に監禁して誘導尋問しても、書くに書けないネタの多いこと・・・」

「恐ろしい人達だ…」

「こぇぇー あまのせんせいこぇぇー……」

「ソンナコトナイヨォー」

「ミンナタノシクダンショウシテルヨォー」

「片仮名!?」

「もっとも、天野はラックラックさんの絵とかに文句つけて本人を切り刻んだりしてるので、霊眼ひらけてる人とかいたら、
血しぶき見えてるかもしれませんが」

「それは壮絶なる
スタンド戦でらっくらっくさん押されまくりってことですか こぇぇー」

「いや、でもね。わたしせいるさん尊敬してるんですよ」

「・・・・」

「・・・え?」

「まこみし文庫はやっぱりすごいんです。挿絵、つまり
キャラクターが突っ立ってるだけではなく、情景が描ける絵描きを、そしてそういうレベルの絵を描かせても、別に金をとらないという絵描きを、しかもそれほどいないはずの絵描き因縁の中から、あれだけの数さがしてくるのは大変なことですからね」

「ふうむ」

「まあ、もっとも、催眠術とかで
『ぱんつのこと考えるの禁止』とか制限かけたら、このひと1分くらいで死ぬんじゃねえかと思うときがあって心配ではあるけど」

「早い、早いよ、せいるさん」

「あと、せいるさんがぱんつの話をしてるとき
すごいしやわせそうな顔してるのも萌え」

「萌えなのか」

「この世界に『天国』があるとすれば、ファミレスで
おへそとぱんつの距離感について無呼吸で延々と語り続けているこの男の脳味噌の中に間違いなくあると確信できるような顔ですよ?」

「そんなにすごいのか」

「ほとんど、
神霊現象の一種です」

「さすが神」

「誰か
奇跡認定委員会を呼べ」

「やがてマスコミにも取り上げられ一躍話題のひとに」

「ドキュメンタリー番組とか」

「Nスペ
『神のこっとんぱんつ』

「履かすな」



せいるさん不在のチャットでも、彼はあいかわらず愛されているようである。







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2005.03.16 「シスプリ考察大全の報告と『おにいちゃん詐欺』」


シスプリ考察大全改訂新版のコンテンツを公開した。
せっかくなので、本の方を売ったときのこともちょっと書いておこうと思う。

考察大全を販売したのは、私にとって二回目の参加であるコミケ67だった。さすがにちょっと慣れたと思う。ブースの販売席は美森さんあんよさんが指定されているので、わたしはウロウロしながら、たまに本が売れていくのをみているくらいだった。

ところで、考察スペースと呼ばれるその売場は、シスプリ島とはやや離れており(そちらのサークルにも委託はしてあったが)やはりなんというか浮いていた。特に表紙が、である。考察系同人誌は、やはり表紙の華やかさがない。とはいえ、これだけ集まっていると
逆に硬派な印象がまとまっていて、これはこれで「らしく」買いやすい気もする。ちなみに同じ列(4つくらいとなり)には、かの名高い「東京大学メイド研究会」さんのスペースがあった。サイトでもお顔を拝見したことはあるが、あの見事なスキンヘッドは、おそらく会長さんだろう。

それでも、いろんな人が買っていくのがおもしろい。最初から買う気まんまんで、手にとって軽くみてすぐ購入という方もいたし、私を捜して挨拶してくれる人もいたし、パラパラと中身をみて、絵の場所で止まらない人もいる。
絵を担当した人間としては、そして文章本のアイキャッチは表紙と挿絵であると考えていただけに、最後のケースはちょっと驚いた。だがわたしの場合とて、ライトノベルなどでも表紙や最初のカラーページは見ても文中の挿絵は見ないことがたしかにある。そういうものかもしれない。

在庫は残っていたが、販売自体はかなり早く3時頃に終了することとなった。本の方は、この段階で100部は売れていた。残りは通販に使うので(現在は終了しました)宅急便へ出しに行ったあんよさんを待って、関係者一同で撤収する。ラスト1時間で来た方には、買えなかった人もいただろう。申し訳ない。

その後、某中華料理屋にて陣取り、8人ほどで卓を囲む。
大人数で注文が混乱しそうだったので、メモを一枚ちぎって回す。それぞれメニューから好きな料理を注文した。


「あ、あんよさん
『妹』とか書かなくていいですから」

「なるほど」

「いや、なるほどじゃなくて」

「12人いますが、どれになさいますか」

13人目をください」

「申し訳ありません、あとはあいにく
双子しか」

「もしくは
金魚とかしか」


難しい話をしながら困惑顔の給仕さんにメニューを伝える。
すぐにとどいたグラスをもって、まずは乾杯した。


「かんぱーい」

「かんぱーい」

「・・・・っぷはあああぁぁぁぁ・・・・」


その場で、
砂のように崩れ落ちる天野。


「どうしたんですか天野さん」

「・・・・終わった。長いたたかいだった・・・」

「天野さんは今回すごかったですね」

「二日に一枚でしたっけ?」

「いえ、正確には休日にだけ描いてましたから、
二日で8枚です。これを90日つづけました・・・」

「・・・なんにしても御苦労さまでした」

「天野さんは、ちゃんとあちこち見てきましたか?」

「ええ、でも近場に東大メイド研があって、そこでいろいろ買えたのが収穫でしたよ。この
『万年萌えカレンダー』など、けっこうな秀作です。たとえば・・・」

『地獄とは妹のことだ。』
(原典「地獄とは他人のことだ」ジャン・ポール・サルトル『出口なし』より)

「ああー、わたしこの瞬間だけは
日本で一番この言葉がわかる男です。妹いないけど」


続々と料理が届くので、端からやっつけつつ、何故か話題は「オレオレ詐欺」の話になった。


「ここはやはり
『おにいちゃん詐欺』というのがあるべきではないか」

「なんですか『べき』っていうのは」

『おにいちゃん、わたしわたし』って電話がかかってくる」

「それも、
いもしない妹から」

夢のようですね」

「『払いなさいったら、払いなさいよ!』」

「ツンデレ系か」

「あー、これは騙されるなあ」

「あー、むしろ喜んで」

妹いない歴30年のベテランとしては、ぜひ騙されたい」


出席者の顔がまんべんなく緩む。


「あるいは妹を使った誘拐詐欺で『妹を返してほしくば、この口座にこれだけ振り込め』」

「妹いないのに」

「いや、むしろいないからこそ
『いくらでも振り込むから妹と会わせてくれ!』と」

「『いやー! たすけてお兄ちゃん!!』とか電話口で叫ばれたら、いくらでも払えそうです」

「そのうち
『プロ妹』とか出てきそうだな」

「そして被害届はゼロ」

「被害もむしろ、
あんなに払ったのに妹が帰ってこないことへの訴えとして届けられそう」

「ほかにも、いもしない妹が『お兄ちゃん、保証人になって!』」

「たとえ騙されても
『これで妹がしあわせになればいいんだ』と」

「やはり被害届けはゼロか」

「いろんな意味で弱者だなあ、俺ら」

「収入のない妹オタはどうすれば」

「腎臓を売るとか」

『フフフ、兄くん。きみの腎臓が欲しいな・・・』

「千影!?」

「あと
『契約の日が来たよ・・・』とか」

「『鈴凛がメカ腎臓をつくるから』と切り抜けよう」

「『 ア ー リ ー ア ー モ ー ジ ー ン ー ゾ ー ウ ー 』」

「『花穂、ドジだから腎臓かたっぽしかないの』」


「それはむしろ鞠絵だろう」

「『兄上さまの腎臓で助かります』」

「コミケとかで献血車きてるけどさ、あれ
車体に白血病キャラをペイントしてキャラクターバスにしておけば、泣きながら献血する奴とかウジャウジャいそうだけどな」

「『兄チャマの腎臓をチェキデス!』」

「いや、腎臓もういいから」

「話は詐欺にもどりますが
『ご、御主人様、わたしの命がどうなってもいいのですか・・・』と電話口で訴える、いもしないメイドも」

「あー、ひっかかるひっかかる」

「ひっかかるよね」

「メイドいない歴30年のベテランとしては、ぜひひっかかりたい」

「あとは新興宗教『妹教』」

「信者のコメント『わたしにも「お兄ちゃん」と呼んでくれる妹ができました』」

「それと、妹派遣業」

「妹って職業なのか」

「職業妹」「職業軍人みたいだ」

「大きくなってきたらチェンジ」「いやだなあ、それ」

「アウトレットでリースあがりの妹を安く購入」

「も、もう
これら理想を実現するには『ロボット妹』の完成をまたねば・・・」


こういう
ヒューマンスクラップ風味あふれる連中によって作られ販売された「シスプリ考察大全」は、トータル300部刷られ、現在のところ考察者と絵描きのところに数部がのこるのみの盛況であった。

出来映えには自信があったが、それにしてもよく売れたものである。
以前にも日記に書いたが、わたしは以前から、この本が販売される様子を直接みる必要があると考えていた。
かけた情熱の成仏のためにである。それは、実際に高額ながら100部超を出した販売実績、それ以前にいただけたあんよ氏のコメント、そしてトドメとばかりのオフ会で完全に成し遂げられたと思う。これ以上はないくらいに、創作の熱量は昇華しつくした。

その後、ほどなくして在庫もほとんど無くなったそうだ。アニメ版のシスタープリンセス放映からはじまり「考察」というルートを得たこの
「祭」は、考察公開の開始された2002年5月から、三年という期間を経て、もうじき終わろうとしている。

私は途中参加だったが、この祭の締めくくりに参加できて、ほんとによかった。
見抜けなかったシスプリの真の美しさを知り、そして、
あきらかに実力以上の絵が何枚も描けた。

この日々は、そんな感謝すべき祭りだったのだ。







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2005.03.22 「魔法のちから」


文章と絵がかけるというふたつの能力を、わたしはもっている。(その程度はまあともかくとして)
で、この絵描き能力と文章能力は、同時に使えるわけではなく、いちいち
個別に起動・暖気させないといけない。起動自体は「よし」と気合いを入れるくらいなのだが、描き(書き)始めてからエンジンがかかるまでに時間がかかるし、基本的に片方しか暖まらないのだ。文章を書き始めて、最初の方に書いた文章と末尾では雰囲気や鋭さが違ってくるくらいに筆が乗ってきても、次にいざ絵を描こうと思うと、これはこれでもう一度の暖気行程が必要なのだ。ラフを何度も描き直しながら、筆があったまるのを待つ感じである。

よく「絵は右脳で、文章は左脳でかいてるからだ」とも聞くが、個人的にはもっと魂的な領域だと思う。ともあれ、
両方の能力は完全に別物なのは間違いない。

ただこれらはあくまで、ひとつの頭蓋の中に存在している。アマノタクミというOSでふたつのアプリケーションが動いているのだ。(同時に扱えないのはメモリ容量の問題だろうか)
従って、同じデスクトップ上でそれぞれのアプリを比較検討することができるのだが、文章能力者として絵描き能力を観察しても、それでもやはりわたしはこう思う。

絵が描ける能力は、魔法の力である、と。

自分でも、どうしてこういう絵が描けるのかわからないときがある。
とくに文章能力者としての起動状態で過去の絵など見ていると、
これを書いたのは本当に自分なのかとすら思えるときがある。(ある程度以上むかしのだと「頭をかかえたくなる」という意味でだが)

はたして自分はどうやって絵を描いているのか。描かれた絵はどうやって生まれてきたのか。たまに文章化しようと思うのだが、いまだにハッキリしない。シスプリ考察大全のラフ日記ではいろいろ書いたが、源泉となる湧出部分のことは、けっきょく分からないのだ。

いつからか、わたしは絵を描くことができていた。
それは幼い頃に開花した才能なのか、父親からの遺伝なのか、環境によるものなのかわからない。
だが、何らかの情景や、なんらかの感情を、わたしはなぜか絵として表現できる。(表現力自体は矮小なものではあるが)

これは、ほんとに魔法の力にしか思えない。

特に、ペンタブレットとペインターを得てからはその力が使いやすくなった。いまやこれらは最も手に馴染んだ
魔法の杖である。

すくなくとも文章能力者である自分にとっては原理不明の魔法で、絵は描かれている。
だがそれは絵描き能力者としての自分にとっては、およそ手足を精神の命令通りに動かす程度のなんでもない「自然な行動」なのだ。それでも、やはりそれは「魔法」とよぶべき種類の能力であると思う。

SS書きさんや考察者に絵描きがうらやましがられることがある。たまに
「ずるい」という言葉もいただく。これには、いろいろな理由がつけられると思うが、つまるところ

「あの人たちは魔法をつかえるから」

というのが一番しっくりくると思うがどうだろうか。




余談だが、魔法使いにも様々なレベルや種類があるといえるだろう。

実物でもほとんど表情にでないであろうかすかな感情の機微を数本の線で描き出してしまう魔法使いがいたり、カラーコーディネイトの妙で観賞者の感情を意図した方向に変調させる色彩の魔法使いがいたり、背景美術だけで画面内の季節感を本物以上に際立たせてみせる魔法使いがいたり、どんな過酷な修行に耐えたのか知れないがとにかく神の乳首を描く漢がいたり、はては自分の描いたエロ絵に自分で興奮できるという禁断の領域に踏み込んだ大魔道師もいたりする。

魔法の世界はホントに奥が深い。









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2005.03.27 「いた」



せいるさんと会った。

「コミケSPとか、その前後のオフ会でいろんな人と会ってきたんですけど、ショックでしたよ!」

「なにがですか」

「ぼくのSSをずっと前から読んでくれてて褒めてくれていた人と、今回はじめて会ったんです!」

「ほうほう」

「その初対面の人にいきなり言われましたよ! 
『あー、せいるさんってやっぱり・・・』って!」

「なんでしょうねえ、その『・・・』は」


うちの日記が結晶化したものだと思われるが、とぼけておく。


『ぱんつのひと』っていう印象なんですよ!」

「ぼくがぱんつぱんつ言ってるのはあくまでSSを読んでもらうための方便です! いわば
プロパガンダ! 宣伝のための意図的でやむを得ない工作なんですよ!」

「あぁ、そーですねー。それ会った人にちゃんと伝えればいいじゃないですか」

『でも好きなんでしょ? なにをいまさら』っていうリターンが100%きます!」

「自業自得の見本なのでは・・・」

「このあいだのオフでもあんまり人数おおかったんで、みんなで名刺つくって配ったんですけど!」

「ああ、そんなこと言ってましたね」

「名刺をしばらくみつめて、ある瞬間に得心がいったように半笑いで
『あーあーあー!』って頷かれました!」

「あーあーあー」

「ふだん滅多に会えない人に、やっと会えたときにはもう
ぱんつのイメージが刷り込まれてるんですよ!」

「そこだけはたしかにうちの日記のせいだなあ」

「天野さん!」

「なんですか」

「あ、あ、あ、天野さんはぼくのことをいったい何だと思ってるんですか!」

「うーんとねー、強いて言えば・・・」

「強いて言えばっ?」

「爪研ぎ用の板」






説明


爪研ぎ板(TUME-TOGI-ITA)

家猫などがマーキング行為および爪の新陳代謝のために行う「爪研ぎ」という本能的行動から家屋を守るためにある道具。たいていはただの板。猫にとってはストレス発散の道具でもあるらしい。爪が適度に食い込む柔らかさと、研ぎ応えのある硬さをバランス良くもつことが最高の爪研ぎ板の条件。とはいえ、放っておくと切り刻まれてすぐにボロボロになるのが宿命。でも猫としては楽しい。






「まあ、わたしの場合は仕事のストレス発散というか・・・」

「うわぁーん!」

「あっ せいるさん!?」

「(そこらへんにいない誰かにむかって)ち、ちがうんだ! これはすべて夜想曲の天野さんのせいだ! ぼくはっ ぼくは・・・ただ
ぱんつ握りしめてくんくんしてるだけなのにッ!!!」

充分です。あと、すぐに匂いかぐのやめなさい」







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絵描きと管理天野拓美air@niu.ne.jp