彼女は、私たちのかわりに、ヨコハマの世界を歩く。
ココネさんのお話の中には、この世界の核心に触れそうで触れないエピソードが幾つかあります。
しかし、漠然と不安を感じながらも、我々がこの世界の空気に共感し、また酔っていられるのは、ココネさんの目を通して、この世界を見ていられるからなのでしょう。 アルファさんや、ココネさんを通じるからこそ、我々は、この世界を魅力的に感じることができるのです。 実際のヨコハマの世界は、おそらく、現在と大差なく、それほど魅力的でもない、人間の世界なのだと思います。でも逆に考えれば・・・。ねえ?
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・WacomArtPad2 半端にリアルなココネさんです。「歩いてきた道」に合わせて、ココネさんでも描いてみました。
またしても、色がつけられなかったので、モノクロです。肌の白さを際だたせるために、薄墨ていどの色彩におさえました。
ともあれ完成としましたが、未練の残る作品です。いつか、すごいココネさんを描きたいなあ。
|