やみなべ

We all are the family


 
 

舞の切腹からの奇跡の復活と佐祐理さんの頸骨骨折からの奇跡の復活と栞の死の宣告までされた病魔からの奇跡の復活と7年ぶりに目を醒ましたあゆの奇跡の復活と殺しても死なない完璧超人・秋子さんの交通事故からの奇跡の復活を祝う問答無用の食事会が行われた。

「こんにちはー」
「おじゃましまーす」

水瀬家でのお呼ばれに預かり、祐一に関わった人それぞれが集まってくる。
 

なにせ人数が多いので、秋子さん一人では、食事の準備も大変だ。

「あ、手伝いますー」とさりげなく申し出てくれるのは佐祐理さんである。

さすがだなあ、と祐一は感心してみているが、にこやかな笑顔の二人の脳裏には

「この人とは一度、決着をつけておかなければ」

という決意と覚悟が渦巻いていた。

「たすかるわあ」と言いつつ、秋子さんに隙はない。

包丁の動きが肉眼で捉えきれないスピードで千切りにされる大根、かるく手首をひねっただけで瞬時に甲殻が剥かれるエビ、まったく力を入れていないのに、刃をあてだだけで真っ二つになる硬いカボチャ、包丁が自然にスライドしただけで、バラバラと微塵切りになっているタマネギ。

台所は常人には理解できない調理技術のオンパレードだった。高等魔法の類なのかもしれない。

「見える・・・」

いまさら参戦もできず、遠巻きに見つめるしかない参加者たちの中で、舞がひとりごちた。
幾多の修羅場をくぐり抜けた彼女には、戦う人間のオーラを霊視することができる。
二人の心の中の光景。舞が見たものは

だいたいこんな感じだった。
 

秋子さんと佐祐理さんが作っているのは、前菜やおかずの類で、今日のメインは、じつは闇鍋である。
参加者には、それぞれ好きな食材を持ち寄るように、指示が出ていた。
完成した鍋の中身は、食べる直前まで秘密である。
持ってきた食材は、一度電気を消し、真っ暗な状態で鍋に入れられるのが決まりだ。闇鍋の至言である。

いくつかのテーブルを合体させた広い食卓の真ん中に、家庭用コンロが置かれていた。その上には、すでに両手で抱えるほどの、大きな土鍋が乗っている。中身はまだ、昆布でとった出汁(だし)しかないはずだ。

「うーん、腹へったなあ」
祐一が、まだ何も入ってはいないと分かっているのだが、つい鍋のふたをとってみたりする。

そこにタイヤキがぷかぷか浮いていた。

「・・・・」

無言でふたを戻す。

「あゆ、ちょっと来い」

祐一の声に、ソファで自分のカチューシャを栞に貸して遊んでいるあゆが振り向いた。栞も「え?」という顔をして、ピクピク震えている祐一を見る。
あゆだけを階段下に呼び出して、一応、他の参加者に聞こえないように、ちいさな声で、いま見たことを話す。

「お前、闇鍋っていうからには、電気消してから入れなきゃ意味無いだろう! ていうかそれ以前に、なんで昆布だしにタイヤキなんだ!」

「え、でも、でも、秋子さん、一番すきな食べ物、何でも入れていいのよ、っていったんだよ〜・・・」

「・・・・」

祐一は、ふと、おとなしく座っている舞のかたわらに「吉野屋」とロゴの入ったビニール袋があったことを思い出した。あえて忘れようとしていたが、名雪が昨日、パン屋で何か赤いジャムのビンを買っていたことも思い出した。そして、今日、水瀬の家に来た栞が、すぐに冷凍庫のなかに何かを入れていたことも。

祐一は、台所に向かった。
 
 

包丁が左右に二閃、それもほとんど同時かと思われる速さできらめいただけで、魚が三枚に下ろされる。

「魚はいいわねえ」

ふと秋子さんがつぶやいた。

「ちょっと切り方を間違えても痛がったり訴えたりしないから・・・」

「あははー、そうですねー」

佐祐理さんは手も止めない。

「フォークランド紛争の時は・・・あら、祐一さん、もうすこし待ってくださいね」

「いえ、あの」

聞かなかったことにして祐一は、本題を持ち出した。

「ええと、あゆが、もうタイヤキを鍋にいれちゃって・・・」

どうしましょうかと言おうとした祐一に、秋子さんは余裕たっぷりに笑いかけた。

「大丈夫ですよ、祐一さん。闇鍋ってそういうものですし。それに今回は、鍋以外の意味もあるんです」

「鍋以外?」

「味の方は、私に秘策がありますから、楽しみにしていてください」
 

なぜ、この異常な面子でそんな危険度の高いメニューに挑戦することを止めなかったのだろう・・・。

結局説得され、席に戻って頭を抱える祐一を尻目に、秋子さんと佐祐理さんの作った料理が、次々に運ばれてくる。

「はい、じゃあ、それぞれ持ってきたものを、鍋にいれましょう」

鍋のことを考えると食べきれないくらいの品数が揃ったところで、秋子さんが電気を消して、鍋の蓋をとった。

誰が何を入れているのか、暗闇なのでわからない。
だが、祐一には、できれば否定したい食材の数々が、容易に導き出せた。

おそらく、タイヤキの後続に、まちがいなくアイスクリームと牛丼と苺ジャムが投入されるだろう。ここまで入ると、いまさら佐祐理さんや香里がどんなまともなものを入れても、収拾はつくまい。そもそもそれを昆布の出汁で煮込むと、いったいどんな味になるのか。そんなことを考えて汗をかいている祐一には見えなかったが、最後におずおずと、美汐が肉まんを鍋の端に添えていた。

全員が奇跡の生還をとげたのに、真琴だけは戻ってきていない。
祐一は、ひとりで所在なく座っている美汐に声をかけた。

「天野、来てくれたんだな」

「はい、おじゃましています・・・」

「今日はなにを持ってきたんだ?」

「闇鍋ですから秘密です。でも秋子さんに頼まれて買ってきたものですよ。今日の鍋にはこれが必要だからって」

「今日の鍋には・・・? 必要?」

「でも、わたしもこれを買って来るつもりでした」

「そっか・・・」
 

そうこうするうちに、鍋が煮えてきた。
アイスクリームを入れた手前コメントを控えていた栞が、火にかけられた鍋から漂う、甘くて香ばしくて酸っぱくて醤油っぽい中華風なバニラ臭に思わずつぶやく。

「ええと、この匂いを、なんと形容すればいいのでしょうか」

「ダメだよ、栞ちゃん。表面的でもいいから美味しそうって言わないと」

「・・・よくないわよ、名雪」

フォローした名雪に香里が突っ込んだ。

鍋のありさまを想像して、祐一がため息をつくと、その背後で、秋子さんが、聞きようによってはもの凄く怪しい声音で、その心配に応えた。

「大丈夫ですよ、祐一さん。ここに全ての味覚を委細かまわず統合する奇跡のナノマシン…あ、いえ、あの調味料があります」

真っ暗で、電気はついていなかったが、祐一はそれを見なくても、秋子さんがなにを手に持っているのか、見当をつけることができた。

「ここでは便宜上「妖・・・」あ、いえ、こほこほ(咳払い)「謎ジャム」と呼びましょう」 

「自分で作ったジャムがなんで謎なんですか・・・」

そのきつね色をしたジャムのビンの蓋には、鈴のついた髪ゴムが絡まっていたが、闇のせいか、気がついた者はいない。
祐一は、このままの鍋を食べたほうが遙かに安全だと、真剣に考えた。
 

「秋子さん、やっぱり鍋物にジャムで味付けっていうのは、おかしくないですか。ここは、せめて醤油とか味噌で・・・」

「あら、大丈夫ですよ。わたし、これでも「味付けの魔術師」と呼ばれているんですから」

祐一には「魔術」という単語の部分だけがやけに気になった。電気がつかなくて退屈だったのか、となりに座っていたあゆが小声で提案する。

「大丈夫だよ、祐一くん! ボクも、味付け手伝うから!」

「黙れ、味付けの漫才師」

「うぐぅ、それは非道いよ〜」

その一瞬の隙をついて、秋子さんがするりと鍋に手を伸ばす。

「じゃあ、味付けしますよ」

小脇に抱えていたビンの蓋を、秋子さんがキュッとひねる。ビンに空気が入る瞬間、本来は「かぽん」というはずの音が、美汐にだけは「あぅ〜」という人間の声に似て聞こえたような気がしていた。

「・・・なに味ですか?」

美汐が、おそるおそるという感じで聞く。

「うふふ、あなたのよく知っている味よ」

秋子さんはジャムを混ぜ入れながら、ぐつぐつと煮える鍋をかきまぜた。
 
 

充分に火が通った頃合いに、ようやく電気がついて、食事の準備が整った。

「整ってしまった、と言うべきだな」

祐一は心の中で、そう思った。

「・・・俺は、どこで「みんな逃げろー!」と叫ぶタイミングを失ったのだろう」

ふと、テーブルを囲む面々を見る。
舞は動物的な直感からか警戒心を持って鍋を凝視しつつ冷や汗を浮かべており、佐祐理さんと美汐は料理勘があるためか、すでに鍋から吹く湯気が食べ物の臭いではないことを察知している。薬物に詳しい栞は、その異臭から危険を感じ取っており、あゆと名雪と香里の顔には、謎なジャムの臭いを知っているためか、すでに死相が浮かんでいた。

「そろそろいいかしら・・・」

秋子さんがじっと鍋を見つめている。

「じゃあ、みなさんお待ちかねでした。手を合わせてください」

お手本のように手を合わせてみせる秋子さんに、皆が倣(なら)う。全員が神妙な面もちで、食事への感謝とはすこし違う動機で手を合わせた。
わずかな沈黙。そして。

イァム クトゥルー ブルグトゥム アルマドゥラ・・・

「・・・え?」

食事がはじまるかと思った矢先に、秋子さんの口から小さな声で呪文のようなつぶやきがもれる。

「なに? 」「どうしたの、秋子さん」

場がざわっ・・・と揺らいだとき、香里は、土鍋が小刻みに震えているのに気がついた。沸騰による振動とは、あきらかに異質の音である。

「なに、これ・・・」

「・・・るるいえ異本」

悪名として名高い魔道書の名を言い当てたのは佐祐理さんだった。かの一連の書は、邪神の復活をその目的とする。

「え? え? え?」

うろたえる名雪の横で、そのとき祐一は見た。土鍋のふたに複雑に描かれた線状模様の数本がぼぅと光だし、六芒星を基調とした魔法陣を浮き彫りにしたのを。

・・・・ブクトラグルン

秋子さんが詠唱を終えるのと、それまでじっと鍋を凝視していた美汐が、おもむろにふたを持ち上げるのとは、ほとんど同時だった。

「あちちちち!!」

ちいさな女の子の悲鳴に似た叫びが、突然、居間に響いた。

「おわっ!」「え?」「だれ・・・この子」「・・・・」「あ・・・」「うそ・・・」

「あちち! あち! あち!」

ふたを持ったまま、ぽかんと口を開けて、彼女らしくない驚きの顔を見せている美汐。その目の前で、真琴そっくりの女の子がネコ踊りを踊っていた。

ネコ踊りとは、熱した鉄板の上にネコを放り込み、あまりの熱さに踊るようにしてピョンピョン飛び跳ねるという名雪あたりが見たら卒倒しそうな訓練を、三味線を弾きながら長期間続け、その成果として、お座敷などでも、三味線を掻き鳴らすだけで訓練されたネコが条件反射でピョンピョン踊るという、日本の古典的な芸能の一種である。ちなみにそのネコはごくごく短期間のうちに「老衰」して死ぬという。どこまで本当かは、誰も知らない。

まあ、それはともかく、カンカンに熱せられて、なぜかすっかり中身の無くなった空鍋のなかで、真琴によく似た女の子が陸上の腿あげ走よろしく、命を削るような勢いで足踏みをしていた。

一瞬の茫然自失、だが舞がすばやく真琴の両脇をもって掴みあげる。
「ふう」と息をつく舞の胸倉にしがみついて、真琴はぜいぜいと息を切らしていた。
 
 

その後は大騒ぎだった。

美汐が真琴の足の裏にやけどの薬を塗る一方で、舞が、なかなか手を離してくれない真琴の上半身を抱いている。
真琴、とはいっても、その容姿は以前のものとは大きく違っていた。

パッと見たところ、だいたい三歳くらいの年格好である。
しかし、髪はきれいなキツネ色、気の強そうな眉とあご、そして真琴の面影を明確に持っていた。

真琴を見たことのない栞と香里はやや遠巻きに、それ以外の面子はみな秋子さんに説明を求めた。

「ちょっと前に、真琴の部屋の掃除をしていたら、あの子の髪の毛が見つかったの。それで、つい」

「つい・・・って」「おいおい」「そんな簡単にできることじゃないと思う・・・」

「秋子さん、あのジャムが鍵なんですね」
「はい、ナノマシンです」

ナノマシンというのは、原子ひとつひとつを操作して組み立てられた分子サイズの極微ロボットである。
このロボットの働きで物質を構成する材料を、分子レベルで構造変換することが出来るのだ。

「あのゴミからプリンを作るオーバーテクノロジーか・・・。」

祐一は昔読んだ漫画を思い出した。

「おかあさん、もしかして、昔うちに来てプリンばっかり「おいちい!」って食べてたおじさん?」「そうよ、よく憶えてるわねえ」

「って、知り合いかい! あーもーいいよいいよ〜、どうせそういう人物なんだよ秋子さんは〜」

祐一がツッコミながら脱力していた。

「つまり真琴の身体は、タイヤキと牛丼と苺ジャムとアイスクリームと肉まんと謎ジャムと昆布の出汁他で出来てるわけか・・・」

「半分はそういうことです。クトゥルーは昔かじったものを少しアレンジしました」

後半は、複雑な表情でこちらを見ている佐祐理さんに向けてだろうか。こともなげに言いながら、秋子さんは、すでに祐一以外のメンバーに囲まれて「かわいいかわいい」ともみくちゃにされている真琴に近づいた。

「あ、あぅ・・・」

ひどく縮んだ真琴が、なにか言いたげに秋子さんを見上げる。

妖狐が人間になる負担を軽減するためよ、我慢なさい。

小さな身体を見つめて、秋子さんは目だけで真琴に語った。

「10年くらいかけて、ゆっくり身体を慣らしていけばいいのよ」

そう言って秋子さんは、真琴の額から、まるで頬についた米粒をとるように、それまでくっついていた鱗のようなものをはがした。
そのままぱくっと食べてしまう。

「だごんの鱗・・・」

一団から少し距離をとっていた佐祐理さんが呟いた。

「秋子さん、やっぱり日本、いいえ、世界くらい狙ってますね」
 
 
 
 

結局、ちいさな真琴(略してちびまこ)をいれて、改めて食事会が再開した。
名雪の小さい頃の服を着せられたものの、それでもサイズが合わなくて、オバQのハカセのように袖を垂らしているちびまこの口に、みんなが代わるがわる料理を運ぶ。
本人は自分で食べられると主張するが、どうやっても握り箸で突き刺す以外に箸が使えないので、そのうち子雀に甘んじるようになった。

作りすぎた料理は、鍋が無くなった分でちょうど相殺されていた。
この秋子さんと佐祐理さんの料理は、さすがに美味で、全員を驚かせたり唸らせたりしている。

料理をつまみながら、栞は、一時は具合が悪くなったふりをして、姉を置き去りに逃走しようかとまで考えたあの鍋が消えたことに、心の底から安堵していた。

「せっかく死の淵から生還したのに、こんなところで死ねない」
鍋の中身が消える直前まで、列席した全メンバーの顔にも、そう書かれていた。

それにしても料理が美味しい。
つくづく、あのクトゥルー鍋を食べなくて、本当に助かったと思う。

「・・・神様ありがとう」

小さな声で、栞はそうつぶやく。

「ちゃんとしたほうのね・・・」

隣で香里が、さりげなく言い直した。
 
 
 
 

食事会は、盛り上がり、そして穏やかに終了した。
それぞれは家に帰り、名雪と居候2号目のあゆは、ちびまこを風呂に入れている。

「ふー」

机をもとにもどすなどの力仕事を終えた祐一は、一息つきながら台所へ現れた。

「あら、祐一さん、ごくろうさまです」

「秋子さんこそ」

「いま洗い物も終わりましたから、お茶入れますね」

「すみません」

椅子に腰掛けて、祐一は秋子さんの背に話しかけた。

「・・・あのちびまこは、真琴なのかな」

「あの真琴の魂が宿ってます。ただ、あのときの記憶は、いまは憶えているでしょうけれど、すぐに忘れてしまうでしょうね。じきに、ただの三歳児になると思います」

「そうですか・・・。でも驚きましたよ。みんな自分の好きな物ばっか入れちゃって、どうやって食べるんだって・・・」

「材料はなんでもいいんですよ、ただあの子が・・・」

「はい・・・?」

「あの子がみんなから愛されますように、っていうおまじないなんです」

そう言って、秋子さんは湯飲みをコトリと置いた。

ニコニコ微笑んでいる秋子さんに、祐一は頭が下がる思いだった。

「ところで祐一さん」

「はい」

祐一は尊敬をこめて返事をした。

「このジャムは、実は身体にいいんですよ」

ごとり、と祐一の眼前にオレンジ色のジャム瓶が置かれる。

身体に良くても、具合が悪くなります、という切り返しを思いついたが、祐一にそれを言う立場はなかった。
 
 
 
 
 
 

おしまい


 

(2001.10.30 tue)



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最初の方で出ていたイラストが全ての出発でした。
いや、その原点としては、90000ヒットのリクエスト候補(実際のリクエストは別の絵になります)にあると言えましょう。

「佐祐理さんと秋子さんのツーショット」

描いた絵は、これにお応えして。
 

・・・・お応えして、どこで間違ったのでしょう。

この二人のツーショットであれば、その共通項は料理、では食事会ということで、ならいっそKanonの主要キャラ(北川のぞく)を集めよう、と考えただけで書き始めたSSでした。
 

最初の部分だけ書いて、すぐにイラストを仕上げました。ですから、あの絵が挿入されている部分から下は、ほとんど何も準備がありません。
書きながら闇鍋にしようと思いつき、小ネタをはさみながらつなげていったのですが、オチで詰まりました。
「寝かせておこう」と他の絵(↓)を描いていたところ、それが上手い具合にインスピレーションの助けになって、オチることができました。やれやれです。
 

(ちなみに、こんな絵。まだラフですが)


「昔語り」でも書きましたが、真琴はやはりおこさまが望ましいな、と思いました。
じゃあ、復活の暁には、ぜひ子供にしようと勝手に考えたのです。

秋子さんや栞、そしてあゆ、舞はそれぞれの相互作用や能力での復活ですが、真琴だけは人外の存在なので、妖狐の一団による復活になります。
でもこれは、シナリオ中でもハッキリしないので、不可能のない秋子さんに一枚かんでもらいました。

しかし、このSSでの秋子さんの設定は、ちょっと冒涜なのでは、とおもいます。
別に旧支配者のアレというつもりはないのですが。

SSの小道具としてクトゥルーを持ち出したのですが、ほかにこういうことのできる魔道の類って知らないので御容赦ください。

でも一部を変更するだけで物語に差し障りはないので、他に反魂の方法、もしくは髪の毛とナノマシンと何かで真琴の魂魄を再生する宗教的技法を御存知の方は、是非にご一報ください。
よろしくお願いします。


 
 
 
 













 

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