野にあって白い鳥の羽は、不思議な白さです。 天使の羽根というのは、形状で見たばあい、鳥類では、なにが近いのでしょう。
しかし、うちの近所には白鳥はいませんので、たまにドバトの羽根などをスケッチしにいきます。
そんなわけで、今回の羽根も、飾りのように描きました。
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe・WacomArtPad2 星空は、ピクセルダストで描きました。いちど描いた上から、うすく黒を塗り、また星を描きます。こうすると、奥の星が暗くなるので、擬似的に奥行きが見えます。 人物の色塗は、星明かりを表現するために、全体に白っぽい色彩で着色し、その上で、全体を紫(夜の雰囲気)で水彩塗装、しかる後、光の当たるところのみ、紫を消していきます。羽根の質感や、肌の照り、わきの筋肉の流れなどが、これで表現できるのです。ああ、ペインターの、この便利さよ。 今回は黒系バックなため、羽根のほつれや、細い髪が映えるので、とても描き込み甲斐があります。これを仕上げとしました。
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