ついにやってしまいました。
女体というのは神様が最後に作っただけあって、美の完成実体です。
自戒ですがヌードを中心とする女体芸術は、表現者としての自分に不純な動機がないことと同時に、観賞者としての自分にも純粋な目を要求します。
自己中心的な興味で女体を見ることと、純粋に美の象徴として見ることを、はっきりと分別してから、絵にとりくみました。うーん、でもいま一つ。
人物を描くときは、「まほろば」のおまけのように、紙人形のようなあたりをとってから、
まず、すっぽんぽんの絵を描きます。その上で服をあしらっていきます。
ですからこの絵は、服を着ていない分は、かんたんでした。
それにしても妙にデキた体になってしまいましたね。もっと少女っぽいほうがイメージだったかも。
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe・WacomArtPad2
モデルをサイザー様にしたのは、たぶん最も純粋な目で見ることのできる対象だったからです。
らしいテーマなどはありませんが、この絵は、やはりこの人でないと描けなかったでしょう。
ところで、なぜかおまけのほうが好評です。お暇な方はどうぞ。
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