〜 さあ、還ろう。戦士が帰還する場所は、常に生命のみなもとだ。〜
スフォルツェンドを、世界を護ろうとするリュートの気持ちをいったい誰がわかっていただろうか。 リュートが助けてくれるときは、みな喜んで集まってくる。
魔族があらわれる度に、走り回っていた彼は、誰かと、その苦労を分かち合いたかっただろう。
リュート様万歳、人類の守護闘神万歳 しかし、リュートとともに生きようとする友はいなかった。
寂しく、孤独で、みじめな死。 原作者の人柄から考えて、おそらくハッピーエンドで、この物語は終わるでしょう。
ですがここでは敢えて、息子の姿をした冥法王を、自ら討ったホルンを描いてみました。 おそらくこのような悲劇的な終わり方はしますまい。
描き終わってふと、この絵が、人類が魔族に破れ、ホルンとリュートがベースによって、水晶に縛される絵、ともとれるなと思いました。そして魔族の支配成った世界において、魔族の王宮に飾られていることでしょう。(ぞっとしますね) いくらでも解釈はできます。 |