スカートの裾をおさえて、パンドラが腰を下ろす。 「きもちいいわよー」 気持ちよさそうな声でパンドラが呼ぶ。 「ハーメル、サイザー、あなたたちも寝転がってみなさいよー」 すぐにハーメルがパンドラに頭をならべる。まだ短い手足をいっぱいに伸ばして大の字になった。
「わあ・・・」 空が視界を圧倒する。背中が地面に吸い付けられているような、たしかな安定感のせいで、いつもより空が大きく見える。
彼らが幸せなことを想うのを、だれも責めたりはしないだろう。
しかし、なんですな。このパンドラさま、井上喜久子にそっくりだなあ。おいおい、熱が抜けきってないぞ自分(寝言日記の4月参照)。 製作途中の絵を見せたところ、ネット友人の某COBRAさんにも一発で「井上喜久子はいってますね」と見抜かれました。 リカさん(旧名・光さん)にリクエストいただいた、遊園地という御題でしたが、観覧車やジェットコースターなど描けませんでした。いや、無理だって、資料も無しに。 で、遊び疲れて芝生で寝ころんでいるところです。 COBRAさんと話していて、提供していただいたネタは、「次は何処に行こうか?」という顔でパンドラに話しかけるハーメルに、マスコットから風船もらうサイザーとか…でも、マスコットがオル・ゴールだったらどーしよう(爆) ・・・・なんてのもありました。 それにしても子供の体形って、難しい。 ところでみなさん、この絵が「ワットポーとぼくらのお話」ネタだって分かった方いますか?
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe・WacomArtPad2 ただ空の広さ、高さ、まぶしさ、そして草のにおいを考えて描きました。
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