この気概、
この射切るような眼光、
断固たる決意に固められた拳、
この漢(おとこ)が倒れたのは、本当に惜しかった。
製作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe1.0・WacomArtPad2
この節を知っている人は、もう良い年かもしれません。
納谷悟朗調のものまねなどできたら、フォローのしようもありませんな。
「新造人間キャシャーン」の名ナレーションよりアレンジしました。
スラー共和国(?)の第一王子、コキュウです。
このお兄ちゃん、責任感がありそうで好きです。
実はかなり怖いのではないか。
使命感を持っていて、鬼のように戦うのだろうな。
などと考えて、というか先のキャシャーンのナレーションから発想して描きました。
パーフェクトガイドブックにも記述がありましたが、キャラクター立ちしていただけに、原作での死は残念でした。アニメではサイザー編の舞台を担うなど、スラーの意味は大きかった。
このお兄ちゃんで、一本外伝が欲しいところですね(リラねーちゃんとリュートの話もでっち上げて欲しいな)。この絵を見ていると鬼神のように戦う様が浮かんでくるようです。
頬を飾る「くまどり」は、彼らが生身ではないことの象徴的な証しだろうと思います。これがないと「ああ、寄生獣か」などと納得されかねません(この絵では)。
資料はビデオ最終巻のみ。テレビ放映時に見た「百年の恋も冷める」やうな変身の資料が欲しかった。右半身をソレにしようと目論んでいましたが、資料が無いことと、ラフの段階で、現行の方が怖かったのでこのままです。
またしても「パッと見は違和感」「しばらく見ていないと味が出てこない」絵になりそう....。
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