「魔王の子ら」
〜 brother night sister moon 〜
 
 
この絵は、ありまさんのホームページに贈りました。
 

英題は、映画"brother sun sister moon"からとりましたが、何か違うような気がします。いいけど。

何巻にのっていたのか憶えていませんが、「もしハーメルに角がなかったら、サイザーがさらわれていなければ...」というイラストがカバー裏にあった気がします。

これを逆手にとるのは、暗黙の了解になっている禁じ手なのかもしれません。書いていて「これって、やってはいけないことかも...」と考えましたが、描いてしまいました。

つまり、ケストラーが人間の女に心をうばわれず、純然たる魔族と結婚し、子をもうけたなら、逆の、まったく逆の意味で、ハーメルもサイザーも、あれほどの葛藤にさいなまされずにすんだのではないか、と考えてできた絵なのです。

魔族の正義のなかで生きる、この絵の彼等は、そういう意味では幸せなのかもしれません。
辛く苦しい展開の原作ですが、それでも、純粋に人間であったなら、あるいは純粋に魔族であったなら、と思わない、これで良かったのだ、と思えるような終わりかたをしてほしいです。

魔界のプリンスとプリンセス。この設定なら、スフォルツエンドの二人との戦いもあったかも知れませんね。
そこで、やはりハーメルはフルートにひかれたかもしれません。ああ、これはこれで想像がふくらみますな。

 
 
 

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