この手に溜めた疾風と魔力を、解き放ったら、 謝りたかったことも、愛していることも、 オカリナについて語るべきことは、もう、ない。 オカリナは、その心情においてサイザーの母であり、生命を投げ出すことを、わずかも厭わなかった。
迷いを解いた姿は、もう神である。 以前に描いたオカリナとは違って、この絵は、神々しく描いてみたかった。
制作環境:Macintosh Performa 5440(88MB)・Painter4.0・Photodeluxe・WacomArtPad2 原作のこのシーンで、オカリナは全身に傷を負い、血をにじませ、ボロボロの状態です。
絵を仕上げるときのコンセプトは「宝石でできた乙女」(FFSのジュノーンだね)。オカリナのコスチュームは、布地の構成が派手なわりに色が地味なので、思い切って白と金を基調にしてみました。
光っている感じを出す手法として、オーバーレイ合成という方法があります。普通に描いた絵をコピーして、同じ絵に重ねてオーバーレイ合成すると、絵が光ってみえます。合成した方の透明度を調節してやれば、光り具合も自由にできます。
それにしても、女性のワキの絵って、むつかしいなあ。肩まわりの肉付きも難しい。
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