天使サイザーの外観に関する考察(笑)

回を追う事に巨大化する大カマ、広げっぱなしの羽根、飛行の邪魔にしか見えない甲冑、そして年中ノースリーブでさむくないのか、などなど、ファンでありながらも疑問に思わざるを得ないサイザーの外見について、素人なりに、一ファンとして強引な解釈を加えたいと思う。長々と論文調(謎本調ともいう)に書こうかと考えたが、読む方も辛いので、結論中心に書こうと思う。


飛行

サイザーが、天使の翼をつかって飛行するシーンは、原作・アニメを問わず、よく見られる。
しかし、あのブカブカのズボン、空気抵抗にしかならない肩当てを着けての飛行シーンを見る限り、翼による揚力や羽ばたきだけで飛んでいるわけではないようだ。

単純にあれは、空中浮揚であると考えたい。その上で、魔族一の機動力は、翼と肩の甲冑をつかっての反作用による身のこなしからくるものだと考える。

さらに空間ごと移動、ないしは薄い結界をはって飛行していると考えられる。
それならあの甲冑や大カマを装備しての飛行も、無理なくできる。

それに、ライエルやトロン、クラーリイは布団のように厚い、綿入りみたいな服を着用しているのに、サイザーはおそらくは身を切るような寒風の中でも、ノースリーブで空を飛んでいる。いつみても寒そうでならない。まわりの空気ごと、彼女は飛行しているのだ。その原理、委細に関しては、そこはそれファンタジーと言うことで納得していただきたい。(じゃあ、最初からこんなコーナーいらないのか)


大鎌

大鎌にしてもおそらくは、空中浮揚同様に、重力を制御できる能力を使っていると思う。ただその質量をブンまわす力は、単純に腕力と考えざるをえない。四巻でハーメルを死ぬほどぼてくりこかした、あの腕力である。

さらに考えられるのは、刃幅のほとんどをサイザーのネームレリーフが占めているが、あれで本当に斬れるほどの鋭い刃なのか、という問題だ。
実はあのカマ自体はナマクラで、カマを触媒にした気の振動で、対象物を切断していると考えられる。これならギータ戦の際、刃の背も腹も使用していた理由も納得できる。

コーナーの主旨とは関係ないが、彼女は路地裏を歩くときも、祝賀会場のダンスホールでも、あまつさえ婦人と踊るときさえ、大カマをむき出しで持ち歩いている。宝剣同様、それ自体では殺傷能力がないにしても、あれは勘弁して欲しい。
例えだが、ナマクラだとしても抜き身の日本刀を同じように持ち歩いたら、官憲以外だれも近寄れまい。いっしょに旅をしているパーティーの神経を疑うところだが、とりあえず何か被せてほしいものだ。

ズボン

飛行中の空気抵抗という点は、先述のとおり解決されている。(いいのか?)
だが、いくら魔族のなかで育ったとはいえ、あれではサイズ自体が合っていないのではないだろうか。
洋服のセンスをとやかくいうつもりはないが、あきらかに大きなサイズのズボンを、無理に身につけているように見える。オカリナがお側役にある以上、何か意味があるのだろう。

それを、ここではこう解釈する。

おそらく、サイザーの脚は、見ただけで眼球が破裂するほどに美しいのだ。
その脚線の優美さは、人間型に限らず、竜族、獣族、スケルトン、トカゲ、少々理解に苦しむが昆虫にいたるまでの、あらゆる魔族、モンスターを魅了し、隠し撮りや、グラビア、はてはインターネットに合成写真でヤバい画像が流れるなど、魔族全体の指揮に大きく関わる社会現象になったのだろう。

もともと美しさとは縁遠いモンスターのなかに、天女が一人だけ舞い降りているのだ。従軍に反してサイザーの親衛隊に入隊すべく、背中に羽根を移植する者までではじめ、ベースがあわてて、スカートからブカブカのズボンに替えさせたのだろう。
その後、情報の規制などがあり事態も落ちつきをみせたが、いまだに闇では「クリスチーヌ・サイザー」などの発禁写真集が取引されており、最近では「二の腕愛好会」などの台頭が問題視されつつあったりしたのだと推察される。

現時点では、考察をここまでにとどめるが、兜を着けなくなった真意、翼の象徴的な意味など問題はつきない。思いつきで作ったコーナーだけに、さらなる思いつきが発生するまで、続編の保証はできないが、最終的には、当ホームページに掲示板を設け、考察の持論を「いやこれはもうファンタジーだから」を禁句とし、ひろく一般に募集したいと思う。

なお、大カマ、甲冑の肩当て、ズボン、ノースリーブなど、制作者が気にしている点を、あえて現実的にアレンジしたイラストを、イラストギャラリーに展示しておくので、興味があったら、是非みて欲しい。

イラスト:妖鳳王



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