Power Mac G4 を中心としたパソコン環境 

2001.12.08 現在






INPUT

OUTPUT

SOFTWARE

SUPPORT GOODS









キーボード

(Microsoft Natural Keyboard)


俗に言うスプリット型キーボード。エルゴノミックデザインといって人間工学に基づき最適化されているらしい。その割りに妙に肩が凝る。でも最近なれた。それまで使っていたApple Keyboard に比べて、指の位置が4センチほど高いので、それに合わせて椅子を高くすることで解消したのだ。

キーボードに指を添えるとき、手首を外側に曲げなくて良いのでとても楽。肩幅のある人、胸の大きな人にはおすすめだ。

ただ、見てのとおり、デザインがダサい。もう少し捨て身なデザインしてほしいと思う。ただ多機能で、値段の割りに便利と言えば便利な9800円。しかしMacOSX(10)には対応していないのが残念だ。ドライバの開発が待たれる。






トラックボール(ポインティングデバイス)

(Microsoft Trackball explorer)


マウスの代用品。机の上に、キーボード、タブレットなど(下記項目の環境参照)があり、とても狭いので、トラックボールにしてみた。ミサイルコマンド(という核ミサイルを迎撃するゲームが昔あった。T2にも出てたぞ)に憧れていたから、という理由は内緒である。どこを向いているのかわからないApple純正の丸いマウスに比べて使いやすく、またボール周りの掃除が異常にしやすいのも魅力。中指と薬指で操作する。楽しい。

ボタンが4つとホイールまでついているので、バーチャルPCを使う人には、とてもありがたい。MacOSX(10)には対応していないが、問題なく使える。

うちに来て操作しようとする人は、たいがいこれを嫌がる。私も最初は筋肉痛になった。でも慣れると手放せない。小動物の頭をなでているような快感があると思うが、どうだろう。





デジタルカメラ

(FUJIFILM FinePix1300)


HP用に買ったのだが、値段の割りにパフォーマンスは高い。写真を見る趣味はあっても、撮る趣味はあまりないので、ほとんど室内カメラになっている。記録アイテムとしては、日記メモの方が圧倒的に稼働率が高いせいか。

日記を書く者は、やはり文章が勝負なので、あまり頼りたくないと思うが、画像の方がインパクトがある、もしくは笑える場合には素直に使用する。






ペンタブレット

(WACOM FAVO)


CGを描くときに使用する。モニターを見て手元は見ない。すでに如意棒、指先の延長である。DTP等を考えると、ダイナミックにペンを走らせられる大きなタブレットの方が望ましいが、モニター上で書いている分には、これで充分である。

最近はデザインがリニューアルされてしまい、ネット上に画像はこれしかなかったが、本当はグラファイト(半透明のグレー)を使用している。G4の色に合わせたのだ。

ペンの人差し指に当たるボタンは、ペインター上で色をスポイトする機能・コマンドキーに設定してある。

あらゆるデバイスの中で、天野が最も愛している機材。これだけは捨てられないかも知れない。前のADB端子のタブレットも、結局とってある。








パソコン

(Apple Power Mac G4 ・AGPグラフィックス)

プロセッサ:450MHz

メモリ:896MB

システムバス:100MHz

ハードディスクドライブ:27GB UltraATA/66

CD/DVDドライブ・100MB Zipドライブを装備



実に頼りになるマシン。現在は867MHz等も出ているが、ネットと、ペインターによるCGくらいしか使っていない天野には、これで充分すぎるほどである。グラフィックカードの換装や、メモリ増設のとき、メンテナンスハッチを横向きに開くのが、とてもかっこいい。G3の頃はポリタンクなどと言われたが、このG4のデザインは本当に好きだ。






OS

(MacOS10.1)



10.0の頃は散々に言われたが、改良されて使い勝手が良くなったバージョン。ファイルなどが、にゅるんとランチャーに入るのが気持ち悪くてイイ感じ。かっこよくて面白い。まだ使い慣れていないが、非常に機能的であると思う。ただ、前シリーズからは、あまりにかけ離れたスタイルなので、しばらくは戸惑いそうだ。これは最近WindowsXP に乗り換えたユーザーも同じように感じていることだろう。

多くのデバイスやソフトが非対応なため、このOSが浸透するのには、もう少し時間がかかりそうだ。ちなみに、10.1上で9.2も使えるので、アプリケーションなどが古くても問題はないが、エミュレータに乗っかっているようであまり良い気分ではない。

前に使っていたPaforma5440は、OS7.5が標準で、8.5までアップデートをしたら動きが辛くなった憶えがある。9.0を標準としている私のG4でも、快適な環境というレベルでは、このあたりが限界かも知れない。







OS

(MacOS 9.2.1)



使い慣れた機材の中で、MacOS 10.1 に対応しているデバイスやアプリケーションが少なく、OSのバージョンアップに抵抗があったため、現在は 9.2.1におちついている。10.1用のドライバやアップデートがそろったら移行する予定。7.5の頃(おそらくはそれ以前)からあったスタイルの、最後の継承者。個人的には、9.0の方が使いやすかったと思うがどうだろうか。





グラフィックボード

(matrox Millennium G400 for Mac)


形状を見ての通り、同時に二つのモニターを制御可能なボードである。現在はこのカードをAGPにさし、デュアルディスプレイ仕様だ。これもMacOSX(10)に対応したドライバソフトの開発が待たれる。純正品のグラフィックボードもそうだったが、青色の発色が美しい。

ちなみにデュアルディスプレイというのは、二台のモニターにまたがる広大なデスクトップ環境をつくる機能で、たとえば左のモニターでKanon(バーチャルPC起動)をやりながら、右のモニターではネットスケープでチャットもできる。他にも、ペインターなどのコントロールパレットを片方のモニターに押しやって、モニター一枚をまるまる絵に使えたり、非常に効率的だ。

ちなみにデスクトップを撮影すると、こんな画面になる。これで一枚だ。

MP3プレイヤーでKanonの初回サントラを聴きつつ、バーチャルPCで「サユリの誤」やりながら、ICQとYahooメッセンジャーで諸兄と語らう一方で、ペインターであゆの絵を描く手を休めて、ネットスケープでチャットしつつ夜想曲掲示板への書き込みを考えながら、シンプルテキストで文章を練っている時の様子。これをこなすマシンパワーも頼もしいが、無闇に広いデスクトップもありがたい。

ただ、この場合タブレット環境は縦横比が変わるので、慣れが必要である。A6横長サイズの有効反応範囲が、上記のように横に歪むので、このままでは使えない。みんなどう対処しているのだろうか。




もう一点、Apple純正のDVDプレイヤー(G4標準装備)には対応しておらず、上記の作業をしながら「まほろまてぃっく」DVDなどの鑑賞(というかApple DVD Playerの起動自体)を試みたが不可能だった。適応したDVD プレイヤーソフトを用いれば可能であり、そのソフトが同封されているバージョンもあるそうだが、私のは違った。そういえば買うとき少し安かったと思う。






17インチCRT モニター

(Apple Studio Display 17inch)


Apple純正のモニターである。色や解像度などモニター性能としては申し分ない。

これの前は15インチモニター(Paforma5440との一体型)の3.2万色だったため、17インチで1670万色というのが死ぬほど嬉しかったのを憶えている。

ただ、やはりCRTゆえに電磁波の放出があるようで、長時間使用していると頭痛などが起こる場合があった。ただ長時間と言っても、あゆの絵を描くときに4時間集中して画面を凝視したとかそういう状態のことなので、普通に使う分には問題ない。

先のタブレットの問題と、この頭痛を嫌い、ビデオミラーリング(二台のモニターに同じ映像を表示する)仕様にして、こちらの電源は切っておくことが多い。デュアルディスプレイにするのは、同時に多くのアプリやウインドウ表示を要する作業の時くらいだ。

その上で、現在このCRTは、CGの着色、色の確認、画の綺麗なゲームなどをやるときに使用している。





15型液晶モニター

(MAG LT541F)


どこかの会社で使われていたオフィス用品が流出したらしく、手作りのディスプレイカバーつきで売られていた中古品。液晶のドット欠けは一カ所のみの良品だ。

最大の特徴は、モニターの首が回転し、横向き縦向きを自由に設定できること。画面構成も、それに応じて縦長横長に設定できる。本来は、縦長書類やDTPのレイアウトをそのまま反映できるという優れた機能だが、天野はベッドで寝転んだままゲームをやるときに極めて重宝した。

グラフィックカードやMacとの相性があまり良くなく、回転機能などに支障が出ることがあったため、現在は普通にモニターとして使っている。こういう点では、やはりApple純正の液晶モニターの方が良いらしい。

しかし、液晶モニターだけあって、長時間の利用でもぜんぜん疲れないのがうれしい。噂には聞いていたが、本当だった。テキストの作業、CGのラフや線画、ネットの閲覧などはこちらを使用している。事実上のメインモニター。





オーディオ

(Harman Kardan SoundSticks)


そうは見えないかも知れないが、スピーカーである。

真ん中のクラゲのようなのがウーファーで、低音などはこれがあるとかなり違うようだ。現在は机の下にあり、イイ感じに音響効果を出してくれている。ただ、電源のLEDが青色で、パソコンの電源とは関係なく点(つ)きっぱなしのため、消灯後などにチェレンコフ反応のように光っているのがすこし不気味。

メインスピーカーの二本は角度や向きを簡単に調節できるのがありがたい。やはり寝転んでゲームをやるときも、軽々と移動できるので重宝した。





CD-R/RW

(ADTEC)



犯罪機具。いや、個人で楽しむ分には大丈夫らしいCD複製機。

天野はどうも、コピーが苦手で上手く焼けないことがしばしば。これを稼働させているときは、慎重を期すため、恐くてパソコンが使えず、読書やテレビ鑑賞、もしくは入浴時間が充実する。










グラフィックソフト

(CORAL Painter 7)



いままで、ほとんどこれだけでCGを描き、またこれがなかったら、現在の画風は絶対になかったといえるソフト。Photoshopなどで、何十枚ものレイヤーで絵を切り分け、キレイに処理された画像を作るよりも、ぐちゃぐちゃと色を重ね、絵の中の世界に想いを預けて、カリカリと無心にペンを動かす方が心地よいと感じる私には、最高のソフトだ。これがなかったら、絵を描くということを、これほど楽しめはしなかった。購入して以来、まるで魔法の力でも手に入れたかのように、絵を描くのが楽しくて仕方がない。

Painter 4.0 から、最近バージョンアップをした。まだ迷うところは多いが、機能の充実はあいかわらず、使い切れないくらいすごい。でも、アイコンやパッケージのデザインは、絶対に前の方がマシだったと思う。











パソコン作業支援機材

パソコンデスク

(折りたたみテーブル・W180/D60/H70)


パソコンを中心に生活している人が、共通の気持ちとして持っているのが、パソコンデスクは広ければ広いほど良い、という感想だろう。とくにデスク上にモニターが二台、タブレット、キーボード二基(壊れた純正キーボードは電源ボタンとして存在)、マウス、トラックボール、スピーカー、デジカメ、手元照明用の電気スタンド、テレビ、テレビ用スピーカー、プレステ、ドリキャス、ゲームボーイ、ガンダム試作一号機のプラモデル(MG)、グフカスタム(HG)、ロメオさんからもらったターポンの模型、ボークスのドール二体、漫画、漫画雑誌、みかん、みかんの皮などが搭載されている場合などなおさらだ。

探した結果、比較的安価で、広大な面積をもつ机として、会議用の折りたたみ式テーブルを利用することにした。これは実に広くて素晴らしい。両手を広げてうつぶせになっても頭も指も外に出ないという広さである。そこら辺で売っているパソコンデスクとは比較にならない。しかも通常のテーブルと違って、奥行きが60センチもあるモデルなので、モニターとの距離など、非常に快適である。

ただ、もしこれが普通のパソコンデスクだったとしたら、これほどデスク上にものがあふれることは、逆になかったろうと思った。






紅茶等を飲み干すと底の魚が出てくる。




パソコン作業支援カップ

(近所の猫グッズ専門店「たなはし」で買った)


夏はともかく、冬はお茶の類が欠かせない。喫煙家の方には、タバコ代わりだと思ってもらえばわかりやすいだろう。逆さにして収納しようとすると、猫が邪魔でカップが転がったり、なみなみにお茶を注ぐと表面張力が猫から逃げて、こっそりとテーブルが水浸しになっているという、比較的呪われたアイテム。でも気に入っているので愛用している。よく見ると猫の造形がこまやかで楽しい。

他にも、パソコン作業支援みみかき・パソコン作業支援鍋・パソコン作業支援小型冷蔵庫・パソコン作業支援湯沸ポット・パソコン作業支援ホットカーペットなどがある。冬場は非常に支援される。




以上、2001.12.08 現在の記録とする。







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