資料室の珈琲

welcome

(2004.12.26)

資料室の「お客さん」たちが感じたであろう、包み込むような暖かい空気を。



コミケ66販売物シリーズ第二弾「クラナド・有紀寧SS本『資料室の珈琲』表紙」(第一弾はシスプリ考察大全表紙)

クラナド本について。
形式:A5コピー本(中とじ・簡易製本)(萌え文集サイズ)
利休さん:ゆきねSS
文月さん:ゆきねSS
締切7末、といいつつ8月6日
表紙・裏表紙カラー(背表紙なし)
2004/08/15コミケにて配布予定


「クラナド本を出すので表紙を描いてください」というオファーがあったのは、わたしがまだクラナドを買ってすらいないときだった。
最初は「表紙絵はクラナドなら誰でもいいですよ」ということだったが、さすがに表紙が美佐枝さんで、中がことみSSだったら買った方は「詐欺だ」と思うだろう。小説が上がってくるのを、とりあえず待つことにした。
作家陣はかなり苦しんだらしく、なかなか「誰のSSか」ということがハッキリとしていなかった。おかげで、この間に、勤務店のアルバイトを使役して学校帰りクラナドを買ってこさせ、有紀寧シナリオまではクラナドをクリアできていた。

結局SSは両方とも宮沢有紀寧本ということに落ち着いたので、それで一枚かいてみる。
なお、描き始めたときすでに、締切ギリギリどころか実際それを突破していた。ロスタイムからのスタートである。
仕事から帰った午前5時ごろから絵を描き始め、ラフというか線画を上げたのが午前6時45分頃。そのあと4時間ほど睡眠、起床後に着色を再開し、午後2時頃にFTPで原稿を上げる、という思えば瞬発力だけで描いたような絵だった。

考えてみると、宮沢有紀寧・・・というか、クラナドの絵は、これが初めてである。
時間はなかったが、資料室の「お客さん」たちが感じたであろう、包み込むようなあたたかい空気を描ければ、と思って筆を進めた。

有紀寧は姿勢正しくひとの話を聞きそうな印象があるが、実際それで絵にしてみるとあまりにもビジュアルが素直すぎて芸がないので、腰のあたりをひねってみた。

なお、コピー本になったのは、これよりももっと粗い絵だったので、更新にあたりなおしてある。

現在はSS2本の片方を担当した文月さんのサイトでトップに。


ところで、この絵はラフの段階では膝より下の方があったので、ついでに載せておく。
構図の問題と、脚に目がいくのがいやだったので、実際の構図は上のカラー画のようになった。



クラナドについては、いまのとこノーコメント。ほとんど泣くには至らず。
キャラで好きなのは早苗さんと、あと美佐枝さん。いや、疲れてる女の人って好きなので。特に後者はいろいろたまらない。

そのうち、コメントを書くかも。













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